多汗症治療
多汗症とは
手のひら、足の裏、脇などの限られた部位から両側性に過剰な発汗を認め、日常生活に支障をきたす状態を局所多汗症とよびます。
明らかな病気・原因がないものを原発性多汗症と呼び、腋窩多汗症は腋臭症、いわゆるワキガの原因になります。当院ではボツリヌストキシン注射により発汗を抑える治療を行っております。
多汗症の種類
原発性多汗症
原因となる病気が明らかでない多汗症を原発性多汗症と言います。
明らかな原因はないとはいえ、若い世代から働き盛りの世代に発症が多く報告されていることから、ストレスなど精神的な状態が関係していることが示唆されています。また、家族内発生も報告があり、遺伝的な要因も指摘されています。
続発性多汗症
神経性疾患、内分泌疾患、低血糖、外傷、薬の副作用など原因が明らかな多汗症を続発性多汗症と言います。
このタイプの多汗症は原因疾患の治療を行う必要があります。
腋臭症(ワキガ)の原因
皮膚にある汗を分泌する器官(汗腺)には、エクリン腺とアポクリン腺の2種類があり、腋窩(脇)や陰部に多く分布しているアポクリン腺が腋臭症の原因になります。
汗に含まれる脂質やタンパク質が、皮膚表面の細菌の作用で分解されると体臭となります。遺伝的な要素、性ホルモン、精神的素因、腋毛なども臭いの発生に関係していると言われています。
多汗症の治療法
ボツリヌストキシン注射
発汗には交感神経から分泌されるアセチルコリンという神経伝達物質が関与しています。
脇にボツリヌストキシンを注射をすることで、アセチルコリンの分泌が阻害され、発汗が抑制されます。効果は4〜6ヶ月程度持続するため、夏のみ汗が気になるかたは年に1回、症状が1年中強いは年に2回注射をすることで発汗が抑えられます。
詳細情報
- 施術内容
- A型ボツリヌス毒素を用いて、神経の伝達をブロックし、発汗を抑える治療です。
- 施術時間
- 約15分
- ダウンタイム
- 直後の赤み程度
- リスク
- 腫れ、内出血、赤み、アレルギー反応
よくあるご質問
- Q注入の痛みはありますか?
- A
冷やしながら施術を行っていきます。痛みが心配な場合は麻酔クリームを併用できます。
多汗症治療
脇ボトックス
製剤 | 価格 |
---|---|
ボトックスビスタ (100単位まで) | 66,000 円 |
ボツラックス(100単位まで) | 40,000 円 |
Reservation/Contactご予約・お問合せ
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